令和６年度の雇用・労働分野の助成金について

いつも大変お世話になっております。社会保険労務士法人きんかです。

今日は令和6年度の雇用・労働分野の助成金についてお話させていただければと思います。

どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

現在、弊社でも助成金に関する様々なご相談をいただき、支給申請を行ってきております。令和6年度においても昨年同様に様々な助成金が用意されておりますので、主な助成金を改めてご案内させていただきます。

主な助成金

• 雇用調整助成金
• 産業雇用安定助成金
• 特定求職者雇用開発助成金
• トライアル雇用助成金
• 人材確保等支援助成金
• 65歳超雇用推進助成金
• キャリアアップ助成金
• 両立支援等助成金
• 人材開発支援助成金
• 業務改善助成金
• 働き方改革推進支援助成金

＊中には早期終了する助成金もあり、令和6年度全ての期間を通じて申請できない助成金もあるためご注意ください。

就業規則の整備はされていますか？

上記助成金の申請を行う際に必要となってくるものが『就業規則』です。就業規則とは常時10人以上の従業員を使用する使用者が労働基準法第89条に基づき作成し、所轄の労働基準監督署へ届け出なければならないものです。

助成金を申請する上では、就業規則の作成が必要であり、助成金の要件にあった内容が就業規則に明確に規定されているか、法改正に則った改定が行われているかも必要になってきます。

その他の注意点

業務効率向上のための助成金申請の場合、機械等の導入費用も助成金の支給申請の対象となります。ただし、業務に必要でかつ生産性向上を目的としたものでなければなりません。また、労働者の賃上げが要件として入ってくることもあるため注意が必要です。

まとめ

その他にも助成金の申請にあたっては、細かい要件が多数あり、助成金概要の大枠だけで支給申請が可能かどうかの判断は非常に難しいです。そのため、より知識を持った担当者が実態を確認し、細かな要件の確認を行う必要があります。

社会保険労務士法人きんかでは多くの助成金申請実績があり、お客様のさまざまな業態や実態を把握し、細かな要件を確認したうえで、助成金申請についてのご提案をさせていただいております。

また、今回ご紹介した助成金には更に詳細なコースがありますので、雇用環境の整備などの取り組みをされる際には、是非ご相談いただければと思います。
現在作成済みの就業規則がこのままで良いのかどうか等の診断ツールやどの助成金を活用いただけるかがわかるツールご提供させていただいております。お時間ございましたら是非使用してみてください。なお、各種診断ツールにつきましては弊社より後日ご連絡をさせていただく場合があります。予めご了承ください。
助成金診断ツール / 就業規則診断ツール / 就業規則労務リスク判断ツール