【2024年4月】中小組合の賃上げについて

いつも大変お世話になっております。社会保険労務士法人きんかです。

連合が賃上げについての集計を公表いたしました。今日はその賃上げ集計についてお話させていただければと思います。

どうぞ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

賃上げ総額

2024年4月2日現在で、規模300人未満の中小組合の賃上げ総額は加重平均で1万2,097円、率では4.69％の賃上げとなったとのことです。またベースアップにあたる賃上げ分は、8,509円、率では3.21％でした。

加盟組合全体の状況については、賃上げ総額が、組合員約237万人の加重平均で1万6,037円、率では5.24％となっています。

額、率とも比較可能な2013年以降で最も高く、前年同時期を4,923円、1.54ポイント上回っています。

一方で、有期・短時間・契約等労働者の賃上げ額は、時給で66.67円（6.10％）、月給では1万3,870円（6.18％）となっています。

前年同時期をそれぞれ7.97円、4,973円上回る結果となりました。

まとめ

2024年10月からは、社会保険の適用対象の拡大も始まり、今まで社会保険に加入しなくてもよかった従業員についても賃金、労働時間などを検討している企業は多いのではないでしょうか。

柔軟な働き方に対応するためには企業側の事前準備や制度の確立等、やっておかなければならない事柄も増えるのではないかと推察されます。

手取り賃金が減少しないようにする等の対応をした場合に申請できる助成金もございますので、そういったものをうまく活用し、これからの社会情勢への適用を進めていくのはいかがでしょうか？

社会保険労務士法人きんかでは会社の様々な労務トラブルのご相談から助成金代理申請、給与計算代行等でのお困りごとのご相談を承っております。

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また現在作成済みの就業規則が法令に則っているもであるかの診断ができるツールや、どの助成金を活用いただけるかがわかるツールをご提供させていただいております。お時間ございましたら是非使用してみてください。なお、各種診断ツールにつきましては弊社より後日ご連絡をさせていただく場合があります。予めご了承ください。
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